御家庭の幸せを願う印鑑『吉相印』

　３．��理想のパートナー″と確実に結婚できる方法

　　潜在意識が万能だとすれば「特定の人物」との結婚も、それを強く願えば可能にな 　るはずです。　しかし、マーフィー博士は「特定の人物だけを考えるのは賢明ではな 　い」と言っています。 なぜでしょうか。 　　それは現実問題として潜在意識に刻印しにくいからです。　かりにあなたがいまAさ 　んという人物に思いを寄せていて「結婚したい」と熱烈に思っていたとします。　そし 　て毎夜眠る前のひととき、Aさんとの結婚を想像し、潜在意識に刻印をしています。 　　しかし、Aさんにはどうもあなた以外に恋人がいるらしい。そういううわさが入っ 　てきた。　そのとき、あなたは自分の願望の実現に確固たる自信が持てるでしょうか。 　持てる人はそれでいいのですが、もし、あなたの心の奥底に「だめかも知れない」とい 　う気持ちが芽生えたとすると、潜在意識への刻印は中断されてしまいます。 　　あるいはAさんがあなたの描いていた人とは違う人物であることがわかり、あなたは 　がっかりするかも知れません。その時点でこれまでの努力は水の泡になってしまいま を想定すると、潜在意識への刻印は非常に難しくなります。 　　では、あなたがAさんとの結婚を熱烈に願う点では同じとしても「Aさんのような 　人」と変えたとします。　この場合はAさんは一つのモデルですから、Aさんに恋人が 　いようが人柄の誤解があろうが、いっこうにかまわない。　この場合は潜在意識への 　刻印は非常にスムーズにいくのです。 　　要するに特定人物を思い描くのは、否定的想念が入り込みやすいため、挫折する 　ことが多いのです。　それにあなたが「Aさん」と思ったのは、あくまで、あなたが 　思い描いたAさんであって、Aさんそのものではありません。　とすれば、あなたの選 　択ミスということも十分に考えられます。　こういうことをすべて考慮に入れると、 　マーフィー博士の言う通りにしたほうが賢明なわけです。 　　結婚したい特定人物が現れたら、その人物の特性をピックアップしてみることです。 　容貌から性格までを抜き出してみれば、あなたの理想とするパートナー像ができあが 　ります。　そのとき、あなたが結婚したがっているのは、正確に言えば特定人物では 　なく、その、特性を持った人間なのです。