「私は自分に自信がもてません。 どうしたら自信がもてるようになるでしょうか」
こんな思いを抱いている人も多いでしょう。
いわゆる劣等感というものです。
しかし、ある賢人は言っています。 「人間とは、劣等感をもつ生きもののことで
ある」と。「吾よりも他人がえらく見える日よ…」と、天下の歌人石川啄木でさえ、
そうした苦悩と隣ったのです。 多くの人が劣等感に悩まされても仕方ないことで
しょう。
ただ劣等意識を異常に強くもちすぎ、それを口実に努力しなくなるとしたら、それ
は筋違いというものでしょう。 心が安定した人、賢い人なら、他人の才能や能力を
素直に称賛し、嫉妬したり、自分をおとしめたりしないからです。
どんな人間にも祖先から受け継いだ長所と短所があるのです。 賢い健全な生き方
とは、その自分に備わった長所を最大限に活用することです。 他人との比較ゲーム
に夢中になるのではなく、自分の長所を考え、それを役立てることに熱中すれば、劣
等感に悩んでいる暇はなくなるはずです。
劣等感で悩むより、長所を生かそう
劣等感をなまけることの口実にしないで、飛躍のバネにする。
自分の役割とは? しっかりと見極めよう
あなたの趣味、好きなことを書きつける習慣を身につける。
マーフィーの言葉
地震のない人に共通しているのは、消極的思考ばかりでなく、行動しないこと。 それが最大の欠点になっているのです。