御家庭の幸せを願う印鑑『吉相印』

　１０.��信頼の気持ち″はパートナーの魅力を倍加させる

　　　あなたはパートナーの浮気を望むでしょうか。少なくとも、パートナーの浮気を積 極的に望む人はいないでしょう。 では、望まないことが、なぜ、進んでそそのかしていることになるのでしょうか。これは 潜在意識のメカニズムを知らなければいけません。　潜在意識に何かを望 むとき、「イメージすること」の重要性をマーフィー博士は、繰り返し強調しています。 心に自分の望ましい絵を描くと、その映像が潜在意識に降りていって、願望は現実 に変わると博士は言っています。 　自分に好ましいことをイメージできればいいのですが、「パートナーが浮気をする のではないか」と密かに心配するということも、イメージすることの一種です。　こう いうマイナスのイメージさえも潜在意識は機械的に実現してしまいます。　このよう な心配、恐れ、不安などが自分の好ましいイメージと一緒に浮かんでしまうときは どうなるでしょうか。　その場合は、強いほうがあなたの望みとして選択されます。 つねに恐れることは「起きてほしくないことを望む」結果になる。　このことは潜在 意識を活用する上で忘れてはならない重要な点です。 ある男性は美しい恋人とつきあっていましたが、美しさゆえに近寄る男性が多く、 恋人が浮気を働くのではないかといつも心配していました。　まもなく、恋人は本当 に浮気をしました。　この場合、本人の立場に立って考えると、どうなるのでしょうか。 男性が自分を信頼していないことは、彼女の顕在意識でわからなくとも、潜在意 識にはすぐわかります。　潜在意識はごまかしは効きません。 その女性から見た恋人は、猜疑心の塊にしか見えません。　とても、魅力的なパ ートナーには見えないということです。 女性にとって、恋人がだんだんうとましい 存在になっていっても不思議ではありません。　つまり、浮気を恐れることで、女性 の心を傷つけるだけでなく、自分をまったく魅力のない男に仕立ててしまっている のです。　「恐れを持ち続ければ、愛は去っていきます」とマーフィー博士は言います。 愛と恐れは決して共存できるものではないからです。　恐れも、一種の願望の働きを しています。　あなたが、それを望まないなら、一刻も早く心の中から恐れ、不安、 恐怖、心配を追放することです。