御家庭の幸せを願う印鑑『吉相印』

　　　これからは心の時代になるとよく言われています。　つまり、仕事で成功しようと思 えば、人々の心に訴えかけるモノやサービスを提供する必要があるのです。 　つまりダイナマイトや原子爆弾のようものではなく、真に人類の平和、安全を保障 るものが評価されるでしょう。　マーフィー博士はそのことを「すべてのものに対する 本当に健康な心構え」と言っています。 　一人の発明家がそうした時代を裏書する発明を成功させています。　物理学者で もあるその人物は、かねてから高速道路の出口を間違うために生じる事故が多い ことに気がついていました。「事故から人命を救助する新しい方法はないものか」 と考えました。 　ある朝、目が覚めたとき、頭の中にその解決策がポンと浮かんだのです。　彼は その発明を自分の働いている会社に持ち込みました。　しばらくして、そのアイデア は、法律に引っかかることがわかりました。 　けれど物理学者はそのアイデアにこだわり、特許を申請しました。　職場の同僚、 上司は「時間とお金のムダだ」と笑いましたが、アメリカの特許庁はその発明を認 可、実用化されました。　実用化の障害だった法律は改められたのです。 　博士は言います。世の中の役に立つ、人の役に立つことなら、大胆に主張し、実 行することが必要である、と。　いま不可能なことが、永遠に不可能とは限らない… 人類は、いつの時代も不可能と思われることに挑戦し、文明を進歩させてきた のです。 　潜在意識は個人のものではなく、人間同士つながっています。　個人と個人で内 緒話ができる電話が、ネットワークで世界中結ばれているように、潜在意識は見え ないところですべての人類とつながり、自然とも宇宙ともつながっているのです。 　平和、健康、安全、繁栄、安らぎき、人類が共通して求めることを、ひたすら考 え続けることは、自分にアイデアが浮かぶだけでなく、宇宙の意志に沿うことであ り、みんながそのような気持ちになれば、地球は劇的によい方向へ変わっていく。 　それを可能にするのは顕在意識ではなく潜在意識です。