「バカの壁」という言葉が流行しています。 バカの壁が知的活動の障害になっ
ているのは同名書籍の著者、養老孟司氏が指摘したとおりですが、「バカの壁」
よりももっと手強い壁があることをご存知でしょうか。
それは「心の壁」、メンタル・ブロックというものです。
インドでは象を捕獲したとき、その象を調教するため、初めに頑丈な竹につ
なぎます。 象はなんとか竹を引き倒そうと苦戦しますが、それが無駄だとわ
かるとあきらめて、抵抗することをやめてしまいます。 その後は、地面に小
さな杭を打つだけで、象をつないでおくことができるのです。 象の内面に
「どんなことをしても逃げられない」という「心の壁」ができるためで、こう
した心理は「エレフアント症候群」と呼ばれています。私たち人間も同じです。
「心の壁」、メンタル・ブロックがあると、目標を設定し、達成しようと努力
しても思うようにいきません。どうせダメだ″ うまくいくはずがない″
と「心の壁」が邪魔をするからなのです。
目標達成をはばむ「心の壁」
捕獲された「象」が頑丈な竹の杭につながれると
「どうせダメだ」 「うまくいくはずがない」
とあきらめてしまう。
否定的な考え方が小さな杭を抜けなくする。
マーフィーの言葉
地位を失うのではないかというおびえが、そのような状況を
作り出す。
きこ書房
マーフィー「お金」と「幸せ」の法則 ジョセフ・マーフィー・インスティテュート編
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