脳の話を続けましょう。
意識として認知できる顕在意識の研究は、かなりのレベルにまで達しました。
しかし、意識化できない潜在意識については、まだまだといってよいでしょう。
とはいえ、科学技術の進歩によって、潜在意識にも新しい光が当てられるよう
なりました。 脳の中の代謝、反応の様子を画像で示すことのできるPET（ポジト
ロン・エミッション・トモグラフィ）や、脳内活動の変化を撮影できる装置などが
登場してきたからです。 その結果、「イメージを描くと、脳の中で実際に行動し
ているときと同じ行動パターンを再現できる」ことがわかりました。 つまり人間
の脳は、現実と同じくらい鮮明に描いたイメージと、現実のできごととの区別がつ
かないことが証明されたのです。
例えばあなたが、いま進めている仕事がうまくいったイメージを朝晩くり返すと
します。 すると脳は、それが現実に起こったことと区別できません。
成功のイメージづくりが、いかに有効かがおわかりになるでしょう。
成功のイメージ・トレーニングをしよう！
人間の脳は、現実のできごとと同じくらい鮮明に描いたイメージと
区別できない。
望ましい状態のイメージ・トレーニングを習慣化する。
マーフィーの言葉
人は誰でも、自分がそうしたいと思わなければ、本当の意味では
動きません。
きこ書房
マーフィー「お金」と「幸せ」の法則 ジョセフ・マーフィー・インスティテュート編
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