◇エグリ印とは、印鑑の上下を識別識別するために目印がつけられている
印のことで、これらは金や銀を小さな短冊型にして飾りのようにしているものと
印前のほうにエグリを入れてあるのと二種類あります。
このように飾りをつけたり、エグって傷をつけたりすることは、自然の生命力
を損傷し、運命の流れを乱すことになってしまいます。 こういう目印やエグリ
がなければ正しく印を押せないようでは、社会人としての資質を疑われます。
押印とは、自己の全存在をそこに形として残すことなのですから、書類の内容
を十分に納得してからするべき行為なのです。 となれば、捺印する時も、必然
的に印の前後をよく確かめ、印影にムラがでないように力を均等にかけながら
正確に押すように心がけるべきです。 無印の『吉相印』に改印すべき!
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