その帰り道、すばらしい海岸・砂浜を見つけた。それが夏場は絶好の海水浴でにぎあう洲本海岸の大浜海水浴場である。
野良ネコといえど堂々とした態度、体格。自然そのまゝ、魚やネズミ、虫でも捕って猫生を謳歌しているのだろうか。
のどかな気分になる。
<洲本の『大浜海水浴場』
出会った猫
私どもは淡路バスターミナルへと向かい、食事はどこで?と探すと
『御食国』(みけつくに)という赤レンガの大正風な風情
ある建物を見た。淡路ゆかりの
『御食国』だ!日本の食料倉庫に行き着くとは。偶然にもラッキーだ。早速メニューを見た。
アルアル。『海鮮盛り合わせ』に淡路牛肉たっぷりの『牛丼』にありつける。味も見栄えも満足、堪能した。
御食国の食事に堪能する間もなく、急ぎ目的の福良行きのバスにあわてて乗ったために在来のバスに乗り込んでしまった。
しばらくすると、高校生たちが大勢乗り込んできたので、高速バスでないことに気づき、次の淡路ICで高速バスにチェンジ。
すぐにバスが来た。 またまた、我々二人だけの貸切で福良終点に到着だ。 これもラッキーといえるかな。 福良終点バス
発着所から5分とかからず、今日宿泊の宿「やぶ萬」割烹旅館にチェックイン。 すぐに引き潮どきの「うず潮観船」の時間:
2時50分へとグッドタイミングだ。 「咸臨丸」と期待していたが、はた、残念! 「咸臨丸」より大きい遊覧船「日本丸」に
乗船することになる。 (渦潮観覧で潮の一番干潮満潮の大きい時間帯だったようで、観客も大勢でそうなったのだろう。)
観潮船
咸臨丸日本丸
「日本丸」に乗船して20分ばかり、乗客はただ窓の外を呆然と見ている普通の船室の風景だ。すると、船室からぞろぞろと
出て上階に階段をぞろぞろと上がる人ひと、デッキに船べりに寄って船の周辺から海上を見回して乗客がすべて手にカメラ
デジカメ・携帯・スマホと「名キャメラマン」よろしく海面めがけてシャッターをきりだした。 すると船内アナウンスでそろそろ
「うず潮劇場」が始まるべく逐いつ「なぜこのような大きな直径30mほどの渦(うず)が出来ては消え、また出来ては消える
パノラマ現象が起きるのか」解りやすく解説してくれるのだ。船が揺れるので私もロープをつかみながら、内心海面に落ちて
は大変とひやひやで、次からつぎへ波が大きく泡だつシーン撮りまくっていた。 すると年齢60代後半の私どもと同じ年配
の御夫婦から声をかけられた。「同じ高速バスではなかったでしょうか。」と、こちらは覚えがなかったが、それ相応に返事を
交わすと、東北弁の語りで、福島のいわき市からお見えになった由。「たいへんでしたね。被害のほうはいかがでしたか。」
「はい、家は半壊でした。幸い、高台にあったため、つなみの被害からは救われた。」とのこと。大鳴門橋をバックにうず潮も
と、お二方の写真を二枚お撮りした。 さらに、これはなにかの縁、今後の事も連絡をと名刺を差し出した。その方のお名前も
私同様変わったお名前で「番内(ばんない)」さんとおっしゃったようだ。これ、みな出会い、めぐりわせと大事にしたいものだ。
□その御夫婦は意外と明るく、島内をレンターカーで
村上邸の紅梅のすばらしさを感動された由。□
また、船から下りてからも、みやげもの売り場「なないろ館」でも、「淡路の『たまねぎ』は辛くない」とか「オニオンスープや
オニオンドレッシングが美味しい」とか主婦の二人の話が続く。二組の夫婦は互いの幸あれと別れを惜しんだ偶然の出会い
と別れでした。
渦潮の足湯
なないろ館
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なないろ館表
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洲本市でも「足湯」で疲れを癒したが、またこの南あわじの
「なないろ館」の脇に初老のおじさんが足湯の世話役であり、
「足湯談義」を聞かされた。「このぬるぬる感はすごく身体の回復には抜群だよ」と。 「山手の方から源泉を汲んできて
ここで温めて皆さんの癒しにと」力込めて話す。、さらに足湯で「渦潮の現象があるのは世界でただ一つここだけだよ。」
聞いていれば、エンエンとつづく。 確かに、この世話役は名前から(姓名判断で)稔(みのる)さんは13画の人気運で
このおじさん、誰とでも仲良くなる性格だ。 おもしろい面もある。 「うず潮の足湯」とともに、さらに気持も癒された。□
淡路島でのお泊りは: 地元あわじの評判の老舗割烹旅館
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★★★★★淡路島の南、福良港にあり、うず潮観潮のりばが、すぐ近くの便利さ。創業148年の伝統と静かなお部屋…
出てくる料理がいい!絶品だ!地場産ものが明石鯛やふぐ・たまねぎがいい!
若女将さん・仲居さん・板前さん・コンシェルジュ他全員が親切でいたれり尽くせりですね!
※コンシェルジュ: 「(宿泊客の要望に対して)決してNOとは言わない」旅館の世話役にあたる/フランス語
吉相印.com・吉相印の専門店 天徳会 Welcome to